2012年3月11日日曜日

プレミアムポイントってなんだ?

どのように修行ルートを決めているのか?という記事を書いていたのですが、
書いている途中にまずはコッチを理解しないと始まらないな~と思うものが

プレミアムポイント

です。

一般的にはこのプレミアムポイント(以下、PP)を50,000PP貯めて、
プラチナサービスを受け、その後にSFCを手に入れることが修行の目的なのですが、
この計算がちょっと面倒なのですよね。

計算式の構成要素が4つあって、理解するまで少し時間がかかりました。


初心者が良くわからないプレミアムポイント(PP)の計算ですが、
ANAのページにシミュレーションがあるのでこれをしばらくいじってみると
大体わかってきます。

ANAプレミアムポイントシミュレーション

ちなみに、HND-OKAの旅割だとこういう計算です。

































基本的にどの運賃クラスで購入しても普遍なのは区間基本マイレージだけです。





次の運賃倍率は運賃タイプによって50%~150%まで変化します。

たとえば以下のような形です。

パッケージツアーなどに組み込まれている航空券だと最低の50%
プレミアムクラスを正規料金で買うと最大の150%

上の図の場合は旅割なので75%の運賃倍率です。



路線倍率は「国内路線 2倍」「中国路線 1.5倍」「その他国際線 1倍
というルールが設定されていて、国内の方が効率よくたまります。

上の図だと沖縄=国内ですから、路線倍率は2倍となっています。



搭乗ポイントは運賃クラスによって付与されるボーナスポイントのような位置づけで、
運賃クラスごとに 0 ⇒ 200 ⇒ 400 と変化します。

ちなみに旅割は0です。



単純往復だと楽なのですが、海外乗継割引スペシャルだの
プレミアムクラス当日アップグレードだの、修行で使ういろいろと複雑な予約をすると
訳がわからなくなっていって、私も最初は混乱しました。

でも、やっていればそのうち慣れます。


プレミアムクラス当日アップグレード(以下 当日UG)の話を
出してしまったので、これについても書きたいと思います。

出発日の当日であれば、その日に乗る国内線のプレミアムクラスに
空席がある場合 7,000円でアップグレードすることができます。
*アップグレードポイントを使用した当日UGもありますが、この方法だとPPが
 追加されないので、特に記載はしません。

運賃クラスによっては、現在持っているチケットをキャンセルしてから
プレミアムクラスのチケットを再度購入する方が結果的に安くなる場合もありますが、
修行している方が高い運賃で予約することはほぼないと思いますので、
当日UG=7,000円と覚えておけばほぼ問題ないかと思います。

アップグレードすると、ラウンジは使えるし、席は広くなるし、お酒は飲み放題だし、
食事もつくし、といいこと尽くめなのですが、修行僧的には

PP効率がUPする

ことが一番重要だと思います。


先ほどの計算式でいくと、当日UGで変るのは運賃倍率の部分です。

旅割だと75%のところが、当日UGだと+50%の125%となります。

なので、HND-OKAだと 7,000円支払うだけでPPが984PP増加するという訳です。

*当日UGの料金ですが、同日に海外へ乗り継ぐ場合と同日に海外から乗り継いでいる場合には
 消費税が免除された 6,667円 になり、さらにお得です。

効率にすると1PPあたり 7.11

すごい効率のよさです。

しかも、HND-OKAだと1路線当日UGしただけで984PPも稼げてしまうので、
時間効率もすごいです。

修行僧とはいっても、大概が仕事を持った社会人であるはずなので、
この時間効率はとても重要だと思います。

ですので、この当日UGを目指して多くの修行僧が羽田のチケットカウンター
が開く前に列を作って並んでいたりする訳です。

私は見たことがありませんが・・・・

なお、当日UGをしたい場合には、出発当日、出発空港のカウンターで依頼する
(*自動チェックイン機ではできません。)のですが、当日搭乗する全ての便の
UGを一気にお願いすることが可能ですし、普通はやります。

HND-OKA往復のチケットを持っている場合、羽田空港で往路をUGして
もらうと同時に、復路もUGしてもらえます。

2往復する場合でも同様だと思います。

ただし、SIN修行の際などで、成田空港に帰国してから、羽田へ移動し、
HND-OKAへと乗り継ぐ場合には、成田空港で当日UGはできません。
理由はわかりませんが・・・・

それと、当日UGの注意点ですが、

当日UGは距離に関係なく一律7,000円の費用となるので、
どの全ての路線でPP効率がいいわけではありません。
距離が離れていればいるほどお得です。

既にPCに空きがない場合には、カウンターで空席待ちの依頼をします。
当日何らかの事情でその便のPCに乗らない人がいた場合には
空席待ちをしていた人のなかから、先着順でPCへのアップグレードが可能になります。

ただし、空席待ちにもルールがあって、ANAの上級会員(ブロンズ、プラチナ、ダイヤモンド、
スーパーフライヤーズカードホルダー)から優先的に割り当てられるので、
一般の旅行者に空席待ちの座席がまわってくるのは稀です。

私も修行していて空席待ちをしたことがありますが、順番がまわってきたことは
ありませんんでした。

また、空席待ちは出発する空港でしかできませんので、羽田空港では那覇空港出発便の
空席待ちをすることはできません。





ここまで書いていて言うのもなんですが、私も修行僧としては歴が浅いので
間違っている点があるかも知れません。

もし、勘違いがあったら指摘して頂ければ幸いです。




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